FXのコストは大きく分けて以下の4つです
FXの取引手数料
スプレッド
スリッページ
FXの税金
FXは取引する際に手数料がかかります。
しかしながらFXは他の外貨建て商品と比べると
非常に安い手数料で取引ができます。
手数料はFX業者によって変わります。
初心者はどんな手数料がどのくらいかかるのか正確に知ることが大切です。
FXの手数料は、
一定取引ごとにかかる手数料と
取引の数量ごとにかかる手数料に大きく2つに分けられます。
FXでは、通貨を「買う」時と「売る」時の為替レートが異なります。
この買うレートと売るレートの差をスプレッドと言います。
この手数料、スプレッドは取引するたびに、取引する数量に応じてかかることになります。
このスプレッドはFX業者にとっての重要な収入源になっています。
FX業者を比較しているホームページなどで、
よく各社の手数料を比較
しているものがありますが、
その場合、比較の対象となるのは、たいてい表面上の手数料です。
スプレッドはFX業者によって異なるほか、
通過ペアで違ったり、また
マーケットが大きく変動したときなどは、
スプレッドが広がる(つまり手数料が高くなる)場合もあります。
実際には、FX業者のホームページなどに出ているレートなどから
その都度判断するほか
ありません。
しかし大抵の場合、FXのスプレッドは外貨預金の往復2円という手数料よりも 安く、5~10銭程度というところが多いようです。
なのでFXは低コストの外貨投資であることは間違いありません。
FXで得た利益の全てが課税の対象になります。
FXのコストはまず手数料が思い浮かびますが、それだけではありません。
例えば、情報収集のための書籍や新聞代、
インターネットの情報料などもコスト
として
考えておかなければなりません。
(このサイトを参照している方はすべて無料ですが)
また、儲けから差し引かれていく税金も、
大きなコストであることは間違いありません。
ですから、FXにかかる税金についても
しっかりと把握しておく必要があります。
また、FXの税金は株式取引などほかの投資に関する税金と異なるので、
この点をしっかり理解しておきましょう。
まず、原則的に投資にかかる税金は、
投資によって生み出された利益に
対してかかるもので、損をした場合は課税されることはありません。
利益のすべてとは、為替レートの変動によって得た売買差益だけでなく、
スワップ金利による収入も含まれることに注意してください。
株式投資では、株価の変動から得られる利益は税務署に申告しますが、
配当に対する税金は通常、個人では源泉徴収されています。
また、値動きによる利益は、申告分離課税といって、
給与などのほかの
所得とは別に、年20%が課せられることになっています。
一方、多くのFX取引では、
値動きによる利益とスワップ金利を合わせた
利益を雑所得とみなし、ほかの所得と合わせて総合課税の対象となります。
FXの場合、利益に応じて段階的に税率が上がっていく特長があります。
ただし、FXで得た利益と他の雑所得との利益が年20万円を超えなければ
申告する必要はありません。
なのでFXで得た利益が20万円以下ならば無税になります。
また、FXで損をしたからといって
他の所得から差し引いて課税額を減らすといった
ことはできないので注意してください
(FX税率の図)
またくりっく365という種類の取引では一律20%の税率が課されます。
なので大きな資金で運用する場合は
くりっく365の方を利用することをおすすめします。
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