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カナダドルの特徴


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カナダドル|FXで負けない手法のまとめ

カナダはオーストラリア。ニュージーランドと同じ
英連邦に属していますが、隣接する米国との経済的な結びつきが
非常に強い国です。

このカナダの通貨がカナダドルです。

カナダ経済の中心は貿易が占めていますが、
全輸出量の8割近くは米国向けです。

米国からの投資額も多く、米国経済の動向にも影響を
受けやすい通貨と言えます。

豊富な資源に恵まれているため、代表的な資源国通貨
のひとつに数えられています。

実際に原油などはオイルサンド(原油を含んだ砂岩)も含めれば、サウジアラビア
に次ぐ埋蔵量を誇っています。

また、原子力に使われるウラン鉱石は世界一の算出国で
金の産出国でもあります。

米国との国境にまたがる五大湖周辺は自動車産業の拠点。で
カナダの自動車製造の歴史は100年以上に及び、
生産台数は世界10位を誇ります (2015年) 。

貿易収支は黒字が続き、政治的、経済的に安定しているため、
カナダドルの安定性は他通貨と比較しても突出していると言えます。

また、カナダドルは英連邦メンバーだけあって、
英国ポンドと同じ動きをしやすい特徴があります。

金融危機におけるリスク回避の局面では、ドルカナダは
は約4割近くの上昇を見せました。

10年以降には資源価格の高騰も手伝って、再びドルカナダは
等価となる1.00付近まで下落しました。

カナダの政策金利の推移

カナダは世界最大のエネルギー消費国、米国への資源供給国でもあります。

資源価格や米国の景気に合わせてカナダ経済も動きます。

金融政策でも米国に追随する形をとっており、
金融危機においても米国と歩調を合わせ段階的に金利を引き下げて
現在はゼロ金利政策を続けています。

米国との連動性には注意

カナダ円(CAD/JPY)は、99年の68円台から、
07年に125円台まで上昇しました。

この間に、原油価格は1バレル20ドル前後から100ドルに上昇しています。

ドルカナダ(USD/CAD)もカナダドル高が続いていて
典型的な資源輸出国のカナダドルにとってはマイナス要因と
なっています。

米国企業の資金引き上げなど大きな動きはカナダ円にも
影響を与えます。

高い安定性とリスク要因

カナダ円(CAD/JPY)に影響を与えるドルカナダ(USD/CAD)
の為替レートは、米国企業のカナダへの投資が多いために、その資金需給などで
動くことがあります。

また、原油価格や金価格などの影響を受けやすくなります。

輸出に大きく依存する経済なので、カナダドル高は、経済成長にはマイナス
要因になります。

政治的には経済的に豊かなケベック州のカナダからの分離独立という
問題を抱えています。

注目の経済指標

カナダドルの注目すべき経済指標は以下の
5つです。

・消費者物価指数 (CPI)
・失業率
・雇用ネット変化率
・国際商品貿易 (貿易収支)
・GDP (国内総生産)

<消費者物価指数 (CPI)について>

消費者物価指数 は消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを
把握するための統計指標です。

カナダ銀行は年2%のインフレ目標を設定しており、
消費者物価指数がこれを下回ると金融緩和、上
回ると金融引き締めを行う可能性があります。

<発表時期>
毎月20日ごろの日本時間22:30 (夏時間は21:30)

<失業率について>

失業率は労働力人口に占める
完全失業者の割合を示します。

米ドルほど顕著ではありませんが、
失業率の変動はカナダドル相場に影響することがあります。

<発表時期>
毎月第1金曜日の日本時間22:30ごろ (夏時間は21:30ごろ)

<雇用ネット変化率について>

雇用ネット変化率とは、
カナダの雇用情勢を計る、新規雇用者数のことです。

純増数が大きければ大きいほど、
景気が拡大していることを示します。

<発表時期>
毎月第1金曜日の日本時間22:30ごろ (夏時間は21:30ごろ)

<国際商品貿易 (貿易収支)>

国際商品貿易とは貿易収支と同じ意味で
貿易収支とは輸出額から輸入額を引いた金額のことです。

国際商品貿易の黒字が拡大すると、カナダドルは買われやすくなる特徴
があります。

<発表時期>
毎月10日ごろの日本時間22:30ごろ (夏時間は21:30ごろ)

<GDP (国内総生産)について>

国の中でモノやサービスの生産・提供を通じて
新たにどれだけの付加価値が生み出されたのかを表す数値で、
国の経済規模を表す代表的なデータです。

カナダのGDP統計は四半期ごとに発表されます。

<発表時期>
2・5・8・11月下旬の日本時間22:30ごろ (夏時間は21:30ごろ)




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