トップ基礎知識・始め方 > 現在のページ

英ポンドの特徴


チャート




英ポンドの特徴|FXで負けない手法のまとめ

英国はイングランド・スコットランド・ウェールズ・
北アイルランドの4つの国からなる連合王国です。

経済規模 (GDP) はドイツに次ぐ欧州2位、
世界5位 (2015年10月版、IMF World Economic Outlook (WEO) に基づく) 。

英国ポンドは、米ドルが台頭するまでは
基軸通貨として世界を席巻していました。

現在でも首都ロンドンには世界各国の金融機関が集まり
、世界の金融センターとして大きな役割を担っています。

英国は地理的にも欧州大陸と米国の間にあり、
中東やアフリカなどと結びつきも強いため、ロンドン市場での外国為替の
取引は世界一を起こっています。

国土面積は日本の3分の2に満たないものの、資源は豊富です。

英国が誇る北海油田の採掘量は1億1000万トン(世界シェア3.2%)におよび、
天然ガスは世界シェア4.3%を占める資源国としての一面を持ちます。

さらに、農業でも大麦、菜種が畜産でも羊毛、牛乳などが世界でも
その生産量が10位以内に入るなど、農畜産国でもあります。

経済的には「イギリス病」といわれた長期にわたる経済の停滞から、
80年のマーガレット・サッチャー首相の規制緩和を旗印にした構造改革により、
回復傾向を見せるようになりました。

そしてブレア前首相の時代は好況に沸き、英国経済の復活を世界に知らしめました。

ユーロ圏とは一線を画した独自の英国経済ではあるものの
英国はEU(欧州連合)には加盟しているため、統一通貨であるユーロを採用するか
どうかの是非は今後も議論されていくことになります。

確かにユーロが創設されてからはその存在感に圧倒されている感は否めませんが、
ポンドが現在でもなお、欧州を代表する通貨の一つであることは間違いありません。

また、ポンドドルは、基本的にはユーロドルと同じような動きをしますが
英国の中央銀行(BoE)とユーロの欧州中央銀行(ECB)では金融政策が異なるため、
必ずしも同じ動きにならないこともあります。

金融危機に見舞われた2008年からのポンドは、リスク回避で売られる
通貨とみなされることが多かったです。

問題が生じるとポンドが売られ、ユーロや米ドル、円などが買い戻されました。

リスク回避で売られる英国ポンド

金融危機でのポンド売りは凄まじいものがありました。

2.0を肥えていたポンドドルは1.3まで急落、ユーロポンドは
0.98に急上昇するまでポンドは売られました。

対円では250円台118円台までの急落となりました。

アイスランド、アイルランドなどイギリスと結びつきが強い経済地域を、金融危機が真っ先に
襲ったということもあります。

またポンドドルが2.0台を中心に推移した時期は、
原油価格が80ドルを超え147ドル台まで大きく急伸
した時でもあります。

リスクテイクをしたい資金がポンドに流れていたことを示しています。

英国の政策金利

近代初の経済大国であったが、20世紀の半ばからは長く経済の低迷
に苦しみ、92年に自国の通貨危機も経験しました。

90年代中ごろからの構造改革が成功し、金利も4~6%を中心に
安定しましたが、金融危機によって300年以上の中央銀行の歴史のなかで
初めてとなる0.5%の超低金利を余儀なくされています。

原油高のポンド買いが進む隠れ資源通貨

ポンドは、ユーロに比べると流通量が少ないため、値動きも荒くなりがちで
「悪魔の通貨」という異名もあります。

このダイナミックな値動きのため、投機の対象にもなりやすいといった特徴
があります。

英国は北海油田を保有しているため、原油の国内自給率も高く、
原油の値段が上がっているときなどには、ポンドも買われやすくなるという
特徴があります。

また長年、抗争が続いてきた北アイルランドの問題や大英帝国時代の
旧植民地であった地域とのトラブルにも巻き込まれやすい地政学的な
リスクも抱えていることに注意しましょう。

注目したい経済指標

<消費者物価指数 (CPI)>

消費者物価指数は
消費者が購入するモノやサービスなどの
物価の動きを把握するための統計指標です。

インフレーションを計るための指標として
イングランド銀行は年2%のインフレターゲットを設定しており、

消費者物価指数がこれを下回ると金融緩和、
上回ると金融引き締め向かう可能性があります。

<発表時期>
毎月中旬の日本時間18:30ごろ (夏時間は17:30ごろ)

<製造業PMI>

各企業の購買担当者に生産意欲を
企業生産計画や資材調達などの面から
調査したものを数値化した製造業購買担当者景気指数です。

英ポンドの場合民間金融調査会社マークイットが発表しています。

米国のISM 製造業景況指数と同じく
景気転換の先行指標として注目されています。

<発表時期>
毎月下旬の日本時間18:30ごろ (夏時間は17:30ごろ)

<製造業生産高>

製造業生産高とは鉱工業生産の内訳である製造業の生産高のことで
景気動向を判断する経済指標とされています。

製造業部門の生産動向の指標は、
英国国家統計局が毎月発表しています。

数値が高いと景気が好調であるとみなされ、
英ポンドも上がりやすくなる特徴があります。

<発表時期>
毎月上旬の日本時間18:30ごろ (夏時間は17:30ごろ)

<失業率>

失業率とは失業者数を労働力人口で除した数値のことです。

英国国家統計局が毎月発表しています。

失業率と同時に発表される失業保険申請件数の増減も、
英ポンド相場に影響を与えることあります。

<発表時期>
毎月中旬の日本時間18:30ごろ (夏時間は17:30ごろ)

<小売売上高>

米小売売上高は、
米国の小売・サービス業の月間売上高について
の経済指標のことです。

デパートやスーパー、コンビニエンスストアなど、
英国の小売業全体の売上高を表します。

英国経済は個人消費への依存度が高いため、

小売売上高が好調であれば景気は上向きやすくなるという
特徴があります。

<発表時期>
毎月中旬の日本時間18:30ごろ (夏時間は17:30ごろ)

<RICS住宅価格>

住宅価格の動向に対して先行性が見られるための指標で

価格上昇を見込む比率と低下を見込む比率の差のことです。

英国王立不動産鑑定士協会 (RICS) が毎月発表する住宅価格指数
でもあり、

同協会に所属する鑑定士が住宅価格の先行きについて調査し、
上昇との回答から下落との回答を引いた数値を発表しています。

<発表時期>
毎月中旬ごろ




<関連ページ>