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為替相場を動かす市場心理について


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センチメントとは市場心理のことです。

市場心理が上向きだと通貨が買われやすく、市場心理がネガティブだと
通貨も売られます。

<市場心理によって通貨の価格が上がる仕組み>

・センチメントが良い→株高になる→通貨も買われる

センチメント(市場心理)の調査は企業や消費者のマインドを計るための
アンケート調査によって行われます。

アンケート調査によって将来の消費や景気の動向を探ります。

ただ、その国の株価が高値を維持している時期は比較的
高い数値が出やすく、景気にかんしては遅行するという欠点があります。

しかしながら、米国においてはセンチメント調査が非常に重要視されています。

なかでも「消費者信頼感指数」、「シカゴ購買部協会景気指数」、「ISM製造業・非製造業景気指数」、
「ミシガン大消費者信頼感指数」、地区連銀が作成する「ニューヨーク連銀製造業景気数(通称エンパイア指数)」
などに対する関心が高いです。

欧州では「GFK消費者信頼感指数」「IFO景況感指数」、
日本では「日銀短観」が注目されています。

調査の結果がよいと、素直に株式相場がにぎわうという特徴があり、そのため
その国の通貨が買われるという動きになります。

センチメント調査に関する主な経済指標

米国での重要な経済指標は以下の7つです。

・ISM製造業景気指数
・ISM非製造業景気指数
・消費者信頼感指数
・ミシガン大消費者信頼感指数
・フィラデルフィア連銀製造業指数
・ニューヨーク連銀製造業景気指数
・シカゴ購買部協会景気指数

・ISM製造業景気指数は毎月第1営業日に発表されます。
ISM(供給管理公社)が発表する製造業における景気転換の
先行指標です。50が良し悪しを測る分岐店になります。

・ISM非製造業景気指数は毎月第3営業日に発表されます。
ISM(供給管理公社)が発表する非製造業における景気転換の
先行指標です。

・消費者信頼感指数は毎月25日~月末に発表されます。
消費者に対するアンケート調査を基に消費者のマインドを
数値化しています。

・ミシガン大消費者信頼感指数は毎月10日前後の
金曜日(速報値)、最終金曜日(確報値)に発表されます。
これはミシガン大学のサーベイ・リサーチセンターが実施する
消費者のマインドを指数化したものです。

フィラデルフィア連銀製造業景気指数は毎月第3木曜日に
発表されます。
この指標はフィラデルフィアの連銀の管轄地域における
製造業の景況感を表しています。ISMとの相関関係が
比較的高い特徴があります。

ニューヨーク連銀製造業景気指数は毎月15日前後に発表されます。
この指標はNY連銀の管轄地域における製造業の景況感を
表しています。ISMとの相関関係が比較的高い特徴があります。

シカゴ購買部協会景気指数は毎月月末に発表されます。
これはシカゴ購買部協会が発表する景気指数で、フィラデルフィアや
NY連銀指数と比較されます。

<日本の場合>

日本の場合は主に2つのポイントがあります。

・日銀短観
・景気動向調査(LO-BO調査/早期景気観測)

日銀短観は4月の初め、7月の初め、10月の初め、12月中に
発表されます。これは資本金10億円以上の上場企業などを
対象に、アンケート形式で調査し、それを数値化した指標です。

景気動向調査は毎月の初めに発表されます。
全国の商工会議所がさまざまな業種の組合にヒアリングし
全国を範囲に毎月調査します。

<ユーロの場合>

ユーロのポイントは以下の2つです。

・企業信頼度指数
・ドイツのIFO経況感指数

企業信頼度指数は月次/当月下旬に発表されます。
これは欧州委員会が発表する経況指数です。

ドイツのIFO経況感指数は月次/翌月の中旬に
発表されます。
これはIFO研究所が数千社を対象に調査しています。
景気の先行指標として注目度は極めて高いといえます。

<英国の場合>

英国の注目すべき指標はGFK消費者信頼感
指数です。
これは月次/当月下旬に発表されます。
また、これはドイツの市場調査会社のGFKが発表する景況指数です。




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