レバレッジとは?
FXで負けない手法・入門マニュアル19


ハンマー



FXの一番の特徴でもあるのがこのレバレッジです。


レバレッジとは日本語で「てこの原理」を意味します。

小額の保証金で(証拠金)で
自分の保有している資金以上の 多額の取引ができる投資手法のことです。


証拠金として1米ドル=110円10万円分預けたとします。

その後相場が動いて1米ドル=115円になりました。

FXの場合、10万円の証拠金を入れて1万ドルを買った場合(レバレッジ11倍110万円が115万円になるので5万円の利益が上がるのです。


このように実際の市場の変動率に対して
リターンが大きくなることをレバレッジ効果と言います。


レバレッジのリスク


仮にもし円を売って米ドルを買ったのに自分の思惑に反して円高・ ドル安になったのならば逆のレバレッジ効果により大きな損になってしまいます。

例えば1米ドル=110円で10万円預けて1万ドルを買った場合(レバレッジ11倍) 相場の変動によって1米ドルが105円になったしまったら5万円の損失になってしまうのです。


レバレッジの真実


レバレッジの値動きによる差益差損は、
必要証拠金額ではなく、取引数量で決まります。


レバレッジが高ければ儲かり、低ければ損をするということではありません。


資金に応じて必要証拠金の割合が変わるだけです。

例えば、レバレッジが25倍というのは、
証拠金を取引価格の4%だけ預けていればいい」という意味です。


米ドル/円で1ドル=110円のとき、
普通は1万ドル買うには110万円必要です。

FXではその4%にあたる
4万4000円を証拠金として預けていれば
1万ドルの取引ができるということです。


レバレッジが違うと取引に必要な証拠金は変わりますが、
値動きによる利益や損失は取引量(ロット)によるので変わらないということを 覚えておきましょう。


実行レバレッジについて


レバレッジで重要なのは「実行レバレッジ」です。

初心者の方は
法定レバレッジ
実行レバレッジ混同しやすいので注意してください。


・法定レバレッジとは金融庁によって定められたレバレッジの上限のことです。

・実行レバレッジは、取引金額の合計を口座残高で割ったものです。


意識しなければいけないのは口座残高に対してどれくらいの実行レバレッジになっているのかです。

そして実行レバレッジが高くなりすぎないように取引量を調整します。


米ドル/円が110円のときに、1万ドルの取引をした場合、口座残高の違いが実行レバレッジの違いになります。


口座残高が100万円ならば実行レバレッジは1,1倍ですが、10万円ならば11倍となります。

実際のトレーダーは実行レバレッジは数倍程度で取引しているといわれています。

過大なレバレッジをとらず、
リスクを抑えた取引によって利益を積み重ねていく方法をおすすめします。


レバレッジの基準


どの程度の保証金が必要
どのくらいのレバレッジをかけられるかの基準取引会社によって異なります


また、為替レートがつねに変動する中で、
保有するポジションの通過単位は変わらないため 倍率も変動します。


レバレッジは何倍までが適切か


FXの取引会社によっては400倍までのレバレッジをかけることができます。

10万円の証拠金ならば、4000万円の取引ができるということです。

しかしここまでレバレッジをかけて運用すれば、
ちょっとした相場の変動で、
あっと言う間にマージン・コール (追加保証金の請求)や
強制決済がかかってしまいます。

それはあまりにもリスクが高くすぐに資金が尽きてしまいます。


最も適切なレバレッジ倍率は、2倍~3倍です。


FXをこれから始めようと考えている方は
スイングトレードの場合は レバレッジをかけずに1倍から 始めるのが良いと思います。)

まずは1倍で取引を始めて、
慣れたらレバレッジを2~3倍に合わせていきましょう。

スワップ運用の場合もレバレッジは2~3倍で
取引計画に応じた堅実なレバレッジ設定をするのが オススメです。


初心者がレバレッジで覚えておきたいこと


初心者が覚えておきたいことは、
レバレッジが低いほど、自動ストップロスまでの 値幅が拡大しますが

ロスカット注文が執行されたときは損失額も大きくなることです。


なので必ず損切り注文を入れてリスク管理を徹底することが大事です。



マージンコールについて


マージン・コール強制決済ともいいますが
FX業者が提示する 必要証拠金が口座に入ってないと、
ポジションを持っていても 強制的に取引が決済されてしまう仕組みのことです。


これは投資家の資金を守るために作られた制度ですが、 強制決済されると保有している資金のうちの損失が多額になり実質的には ゲームオーバー状態です。


一般的にマージン・コールがかかるのは
保証金に対して損失額が 50%を超えたところです。

仮に、1ドル=110円1万ドルを買うとしたら取引金額は110万円。 レバレッジ2倍で運用するのならば、保証金は55万円程度預けることになります。


そして、保証金の50%を超えるということは、損失額は55万円の2分の1で27.5万円

なので1万ドルを買ったときの評価額が110万円なので、これが82,5万円まで 目減りしたところでマージン・コールがかかります。


つまり1ドル=82円50銭時に強制決済されてしまいますです。


過去の相場を分析すると、
円高が最も進んだところで1ドル=79円75銭でした。
1ドル=82、50銭という高水準の円高は起こりそうでないことが予想できます。

FXはリスク商品の側面がありますので運用するときは、
常に最悪の状況を認識しておく必要があります。


そのためには過去の為替レートの推移を調べること

自分が取引しているレバレッジ倍率をベースにしてどこまで為替レートが動いたら マージンコールがかかるのか計算する必要があります。



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